20代の頃、一時期燻製作りに凝っていたことがあったのですが、いい感じのスモーカーを見つけたのでまた始めてみました。
以前は缶のスモーカーと電気コンロを使って外で燻していたのですが、今はそもそも電気コンロが売ってないんですね。
燻製の為だけにカセットコンロや焚き火台、七輪というのも気軽じゃないし…
ということで普段から気軽に作れるように、IHヒーターに対応している小ぶりのものを見つけました。
しかも陶器製で一見してスモーカーには見えないかわいさです。
中には食材を置く金網の台が入っています。
そこにスモークチップを入れIHヒーターをオンにして弱火にします。
ウッドも入っていますが、湿気ってしまった欠片が残っていたので一緒に入れてしまいました。
今回はオールマイティに使えるサクラのチップです。
鮭は安く売っていたチリ産の刺身用のサクを使いました。
スモークサーモン
材料
鮭の刺し身(冊):お好みの大きさ
ピンク岩塩:適量
オリーブオイル:適量
作り方
- 鮭の刺し身にピンク岩塩をふり、オリーブオイルを全体に塗る。
- 1をスモーカーに入れ、弱火にかける。
※換気扇をつけ窓もあけるのを忘れずに - 煙が出て5分程したら火を消し10分放置し、その後刺し身を裏返し再度火にかけ煙が出て5分程したら火を消し10分放置する。
- 出来上がったら皿に取り、ラップを掛けて1時間以上放置する。
※すぐ食べても美味しいのですが、燻製は出来上がってからしばらく時間を置く方がより美味しくなります。
こうすると燻したことによる旨味だけでなく、低温で火が通るので写真ではわかりづらいですが刺し身とも塩焼きとも違う半生の柔らかい身になりとても美味しく仕上がります。
このまま白いご飯のお供やお酒のおつまみでも最高ですが、バゲットやベーグルに挟んで食べてもとても美味しいです!
刺身用は火の通りを気にしなくて良いので燻製用としてはより気軽に楽しめる食材の一つです。
安いチリ産の鮭の刺し身は、そのままより軽く低温で燻しす方が断然美味しいというのが個人的な感想です。